http:// neurobeat.jp / data / post_13 /

>> カテゴリー紹介

なぜ、プロフェッショナルは「進化」するのか

2007.06.10.22:48

data | 0 comments | << | >> |

そして、我々がこれからの「キャリア戦略」を考えるとき、「活躍する人材」と「求められる人材」、この二つの人材を区別して考えることが、極めて重要である。

「求められる人材」とは、文字通り、「人材市場において、ニーズがある人材」のこと。

これに対して、「活躍する人材」とは、「職場や仕事において、リーダーシップを発揮する人材」のことである。

そして、この定義に従うならば、これからの「知識社会」において、「知識労働者」は、「求められる人材」にはなれても、「活躍する人材」になることは保証されていない。

「知識社会」とは、「知識」が価値を失っていく社会である。

では、何が価値をもつようになったのか。

「言葉で表せない知恵」である。

たとえば、スキルやセンス、テクニックやノウハウと呼ばれる能力。こうした能力は、書籍や文献を読んだだけでは身につかず、永年の経験を通じてしか身につかない。

情報社会においては「専門的な知識」を身につけた「知識労働者」が「活躍する人材」であった。

ところが「情報社会」から「知識社会」へのパラダイムシフトの中で、「知識労働者」の価値が失われつつある。

「工業社会」においては、「工場労働者」が「求められる人材」であり、「事務労働者」は「活躍する人材」であった。
「工業社会」から「情報社会」へのパラダイムシフトは「事務労働者」を「活躍する人材」から「求められる人材」へとおとしめた。
「情報社会」においては「事務労働者」に代わり「知識労働者」が「活躍する人材」となった。

「情報社会」から「知識社会」へのパラダイムシフトは「知識労働者」の価値を奪い、代わって「活躍する人材」として「プロフェッショナル」を必要とした。

社会構造の変革とともに、個人の付加価値は変質する。
自分の持つ付加価値がいつまでも有効とは限らない。
社会が何を求めているか、何を持って付加価値とするかをアップデートしつづける必要がある。

プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる
田坂 広志
PHP研究所 (2007/04/19)
売り上げランキング: 335

data | 0 comments | << | >> |

なぜ、プロフェッショナルは「進化」するのか

関連記事

0 comments

表示 / 非表示

track feed
RSS
人気ブログランキング - neurobeat