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プロローグ magic

2007.10.16.06:57

[ 革命社長 ] より引用。

tags: 吉越浩一郎 革命社長

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よく会社は15年で変わると言われていますよね。 僕も32年間この会社に在籍して、どうにもダメだった前半と、吉越さんが来てから成長した後半、全く別の会社で仕事をしていたような気がするんですよ。 会社はトップで変わることを目の当たりにしました。 トップがどういう方向を示すかで、社員の心まで変わる。

最初の頃に吉越さんから言われて覚えてるのは「木田さん、人間はバランスが大事だよね」ということ。 「一芸に秀でることも大事だけど、バランスが取れていないと魅力がないよね」と。 今にして思えば、会社も営業やマーケティング、そして財務体制のバランスがとれて、初めてよくなっていくんだ、という意味だったんですね。

(中略)

「会社はコミュニケーションが大事だと思う。しかも情報を共有していかないと強くならない。営業、マーケティング、物流、広告と別々に動くより、それぞれ権限を持っている人たちが一緒に集まって方向性を定め、約束事を決めていったほうがいいじゃない。木田さんは営業ができることは認めるけど、営業も他の部門に支えられてやってるんだから、皆で約束事は決めた方がいいんじゃないのかな」

性格は、とにかくマメですね。お客さんと話していて「今度ゴルフをしましょう」とか「食事しましょう」と言えば、彼にとってそれは社交辞令じゃなくて、後で必ず手紙を出して誘うんだから、偉いと思いますよ。自分が言葉にした以上はそうすることが当然だ、と思っているんです。そこまで人のためにエネルギーを使っていて、苦しくならないかな、と不思議に思うくらいです。

でも、それが彼の流儀なんでしょう、仕事にしても、プライベートにしても、ね。

(中略)

お客さんの前でも社員に対しても、とにかくすごく気を遣う人であることは間違いありません。そのかわり、仕事に関してはめちゃめちゃ厳しい。

(中略)

でも吉越さんは、どんなに些細なことであろうとも、一度デッドラインを決めたからには、そのために必死になるのは当然だと思っている。事の大小に関係なく、全部に真剣。全力投球で臨むんです。それを見てるから、部課長クラスの人間も必死になるし、「社長でさえあんなに一生懸命なのに、おまえら何をやってるんだ」と、部下に対しても言える。僕なんかはもうそのセリフが口癖のようになっていて、よく使わせてもらっています。

吉越さんはトップダウンが好きだけど、僕はもっとボトムアップをして吉越を持ち上げていくようにしたほうがいいと思っているんです。吉越さんは、自分からどんどん現場に入っていくんですよ。最近は人事とか経理に対しても、そこまでやるかと思うほど細かいところにまで入って、担当課長みたいな仕事をしていますからね。

当時トリンプ・インターナショナル代表取締役だった吉越氏について、専務取締役営業本部長氏が語る章。

そこから伺える吉越氏は、まっすぐで、自身が率先して動くことでチームを引っ張っていくタイプのリーダー。
ただし問答無用でチームを率いるのではなく、早朝会議を通じてメンバーと直接のコミュニケーションをかかさない。
相手からすれば、トップから直接責められるだけに辛い面もあるだろうが、逆にトップを直接説き伏せる機会も得られる。

各担当者と直接コミュニケーションを図りながら、全体のバランスを整え、自ら先頭に立ちチームを率いる。
私にとって理想の経営者像。

革命社長

トリンプ・インターナショナル・ジャパン革命記。

>> 革命社長に対する neurobeat による書評

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