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書評:内藤忍の資産設計手帳のすすめ

2008.01.02.07:14

資産配分の理論と実践。

tags: 内藤忍 内藤忍の資産設計手帳のすすめ 資産配分

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内藤忍の資産設計手帳のすすめ

2008年1月1日読了。

資産設計の専門家である
内藤忍が資産形成とそれを実現するための手帳術について説く。

一貫して長期分散投資を推奨するが、それを実現するための方策として資産管理シートの作成を教授する。
巷に溢れる資産運用系の断片的な情報に踊らされがちな我々にとっては有用な指針と思える。

リスク別管理

私はこれまで、自身の保有する資産(微々たるものですが、、)の配分を把握するのに、口座ごとの金額を利用していた。

  • A 銀行○○円
  • B 銀行○○円
  • C 証券○○円
  • D 証券○○円
  • E 証券○○円

といった具合である。

内藤氏の資産管理シートでは口座別の管理ではなく、以下のように資産別の管理を行うコトになる。

  • 流動資産○○円
  • 日本株式○○円
  • 日本債権○○円
  • 外国株式○○円
  • 外国債権○○円

これまでリスク別の管理など考えたコトもなかった私には目から鱗。
さっそく自分の資産をリスク配分してみて驚愕した。
計画性なく闇雲に商品を選定しているコトを痛感したのである。

資産設計手帳

本書では氏の推奨する資産設計の概要とともに、それを実現するツールとしての手帳活用法を知るコトができる。
まさに理論と実践であり、類書には実践の部分が欠けているコトが多いように思う。

つまり投資理論の解説が主となり、現実に資産運用を始めようとしたトキに何から手をつけていいかわからないのだ。

本書では資産配分の方法と(参考としての)具体的な銘柄、それをどのように管理し、メンテナンスを加えていくかという実践的な手法が紹介されている。

自分の資産管理を見直したくなる1冊。

ドッグイヤーを施した箇所を以下の目次にリンクする。

プロローグ

  • 「手帳」を単なるスケジュール管理帳から「お金を殖やす戦略ツール」に変身させる
  • 「仕組み」を作ればお金は殖える
  • 長期で分散するのが成功への近道
  • 「楽しい投資」と「殖える投資」は別
  • 資産運用はスポーツと同じ
  • 手帳は人生を変える最強のツール
  • 手帳を使って、これからの人生を変えていく

第1章 資産設計に必要なツールをそろえる

  • 手帳はどう選べばいいか
  • ペンはどう選べばいいか
  • パソコンはどう選べばいいか
  • 長く続けるためにはツールにお金を惜しまない
  • システム手帳なら自由にカスタマイズできる
  • コラム ツール選びで自分のスタイルを確立しよう
  • パソコンと連動するメリット
  • 手帳はできるだけスリムに
  • オリジナルリフィルを活用する
  • 基本は3つのフォーマット
  • 時間とお金以外も管理する
  • 世の中の情報を整理しておく
  • 自分の情報を整理しておく
  • 精神面も手帳で管理できる
  • コラム オリジナルリフィルの制作
  • 6穴パンチで仕上げる
  • 第1章のまとめ

第2章 資産管理シートを作る

  • 資産管理シートで資産が殖える理由
  • 仕組み作りで手間のかからない資産運用を
  • 資産運用の基本は 1 長期 2 コスト 3 分散
  • 日本株だけ分散するとどうなる
  • 最初は株式投資しないほうがいい理由
  • 市場の平均を狙うならインデックス運用
  • 3つの運用方法、どれを選ぶべきか
  • コストを下げる方法とは
  • 為替手数料も見えにくいコスト
  • 長期で分散する理由
  • 分散するとリターンがさらに安定
  • バランス型ファンドで分散投資を始める
  • 自分でやる分散投資の注意点
  • 資産を6つに分類する
  • 年間最大損失を20%以内に抑えるアセットアロケーション
  • 幕の内弁当の仕切りのようなもの
  • 自分でやる分散投資に使う商品(1)投資信託
  • 自分でやる分散投資に使う商品(2)個人向け国債
  • 資産管理シートの全体構成
  • 資産管理シートへの入力
  • 資産を把握する方法
  • 時価を入力する
  • 時価評価額の決め方
  • 資産をさらに細かく分類してもよい
  • 資産をリスクに分けてみる
  • 資産金額とリスク量は別管理する
  • 金額別の資産管理シート記入例(少額でバランス型ファンドを使うケース)
  • 資産金額が大きくなったら活用する商品(1) ETF (上場投資信託)
  • 資産金額が大きくなったら活用する商品(2) REIT (不動産投資信託)
  • 株式の銘柄選択
  • 資産管理シートでわかること
  • 資産運用を始めてからのメンテナンス
  • モニタリングの結果を資産管理シートへ
  • 目標の達成度合いを見る
  • 今までの時価総額の推移
  • 運用リターンの計算
  • 年に1回のリバランス方法
  • リバランスはリターンを改善する
  • リバランスとは逆バリ投資
  • リバランスの方法
  • 資金追加のタイミング
  • マーケットが暴落したときは
  • 第2章のまとめ

第3章 時間管理シートの作り方

  • 時間管理シートとは
  • 2つの「時間」を考える
  • 1つ目の時間-自分の時間はあとどのくらいなのか
  • 殖やすステージ、殖やしながら使うステージ
  • 2つ目の時間-現在と10年後の価値の違い
  • 複利効果とは何か
  • 運用利回りの小さな差が、大きな結果の差を生む
  • 資産ゼロから30年で1億円を作るには
  • 時間が重要なファクター
  • 現実的な時間とお金の計画を立てる
  • お金を使うスピードを考える
  • 時間管理シートの作り方
  • 人生の残り時間を意識する
  • 資産はどこまで殖やせるか
  • 基本は運用しつづけること( Stay Invested )
  • お金と時間のバランスを考える
  • 時給で考えて判断する
  • 時給を上げる仕事術
  • 時給の概念を資産運用にも導入する
  • 資産運用には時間をかけない
  • 自己投資もリスク・リターンで判断する
  • 第3章のまとめ

第4章 目標設定シートを作る

  • 2つの目標-ビジョンとミッションとは
  • 目標設定シートを作成する理由
  • 完璧を求めない、修正を恐れない
  • 脳は目的に合致したものを探し出す
  • 目標設定シートの作り方
  • あなたのビジョンとミッションの探し方
  • ビジョンのエリアを決める
  • ビジョンを具体的なイメージにする方法
  • ビジョンには期限をつける
  • ビジョンからミッションを導き出す
  • ビジョンとミッションを書いて、「見る」
  • 3つのシートで資産設計を完結させる
  • 第4章のまとめ

第5章 さらに人生を豊かにする

  • 定番書籍リストのすすめ
  • 気になった書籍はすべてリストアップ
  • 気になった書籍のデータ管理法
  • 本には出費を惜しまない
  • 本は全部読む必要はない
  • 定番書籍リストの本は繰り返し読む
  • 資産運用に必要なデータをまとめておく【資産運用データ集】
  • 行動心理学を使いこなす【投資チェックリスト】
  • 健康状態を定点観測する【健康管理シート】
  • 年間行事をチェックする【イベント管理シート】
  • オリジナルのシートを作る
  • 各シートは常にメンテナンスする
  • 手帳で管理する情報、管理してはいけない情報
  • コラム 手帳紛失
  • 第5章のまとめ

エピローグ

  • 自分の資産設計手帳を作ってください。
    そして、人生が変わっていくことを体験してください

巻末付録 資産設計手帳オリジナルリフィル集

  • 資産管理シート
  • 時間管理シート
  • 目標設定シート
  • 書籍管理シート
  • 資産運用定番書籍リスト
  • イベント管理シート
  • ウエイト管理シート
  • 健康管理シート
  • ワイン管理シート
  • プレゼントシート
  • レストラン管理シート
  • 収入記録シート
  • 取材記録シート
  • 投資チェックシート
  • 出張チェックシート
  • プレゼンテーションチェックシート

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